家族葬と一般的な葬式との違いは?

家族葬と一般的な葬式との違いは? 家族で行うから家族葬、親戚や近所の方も参列するのであれば一般的な葬式という違いではありません。
家族でなくとも生前親しかった方も交えて、少人数で行う葬儀を家族葬というのです。
ただ実際に家族のみ・2人から3人程度でというのが家族葬という定義としている地域もあり、注意することです。
家族のみのところにいかに親しかったからといって訪れるのはマナー違反となってしまうのです。
人数以外は、基本的な流れは一般的な葬式とほとんど同じです。
ですが人数が少ないがゆえに参列する方たちの想いが反映しやすいといったメリットがあるのです。
自分たちが納得する会にしたい、お別れの時間を十二分に取りたいというならおすすめです。
家族だけなので安く付くと思われがちですが、すべて身内だと香典がもらえない場合もあり逆に高くなってしまうということもあります。
参列する方に対して気遣いをしたり準備をしたりといった手間からは解放されることとなります。

知っておきたい家族葬の基本的な流れ

知っておきたい家族葬の基本的な流れ 家族葬の基本的な流れは一般的な葬儀と同じです。
まず葬儀の準備を行いますが、故人がなくなったら医師に死亡診断書に記入をしてもらい、自宅または安置施設に連れ帰ります。
法律上死亡後24時間をすぎないと火葬をすることはできないため、どちらかの場所で頭が北に向くように安置します。
宗教によって異なるものの枕元には香炉や燭台、花立やリン、枕飯などを整え、清拭も行います。
この安置している時間に葬儀会社と家族葬について打ち合わせを行いますが、参列する人が兄弟姉妹の場合は受付は特に必要ありません。
ある程度の打ち合わせ後は脳幹となり通夜、葬儀告別式、火葬、納骨、法要と進みます。
家族葬の場合明確な通夜や告別式というものはなく、通夜を行わなかったり、僧侶を招かなかったりすることもあり、自由に故人との時間を過ごすことが可能です。
家族や親族など限られた人のみで行われるため、形式よりも最期の時間をどのように過ごすのかが大切になります。